彼らは選手で
戦士だ。
”パラアスリートこそ現代の武人。
パラ戦士の覚悟の姿を発信したい”
武人画師『こうじょう雅之』による、
パラスポーツ競技+武人画プロジェクト。
『覚悟』というテーマで
様々な角度から武人を描き続けた こうじょう雅之 。
パラスポーツの一端に触れ、
その競技におけるアスリートを
『覚悟ある武人』と感じたことで
漠然と『覚悟というテーマ』
だけを追い求めていた自分の活動において
『パラアスリート』を『武人画』として描く事こそ、
自身の天命であると思い至った。
本プロジェクトは
アスリートの方々にインタビューをさせて頂き、
その思い受け
『武人画化』し、ビジュアル発信を初め
『スポーツ』+『アート』+『音楽 』
のボーダレスな3つの世界の様々なプラス作用を生み出し
競技の応援者を拡大の一端を担うプロジェクトです。
競技を知り、競技者を知り、想いを知り
それらを描き、音を生み出したり。
今までに無い形のコネクトサポートを
して行きたいと思っております。
”応援する人々。ファンを増やす事が
パラ戦士への本当の応援”
武人画を描くことが目的では無い。
パラ競技を知り、好きになり、
応援者・ファンを増やす事が目的。
パラ戦士は常に100%
のパフォーマンスをする為に
日々鍛錬をしている。
しかしながら、必ずしも100%のパフォーマンスが
出来るというものでは無いのです。
99%のパフォーマンスかも知れない。
しかし、その1%は私たちファンの応援で
埋まるかも知れませんし、生まれるかも知れません。
私たちはその1%になるファンの力を
パラ戦士に届けるべく、
このプロジェクトに尽力しています。
不自由はある。
不可能はない。
パラ卓球選手は、不自由を抱えている。
歩くこと。立つこと。腕を伸ばすこと。
それぞれの困難と向き合っている。
それでも、彼らは卓球に挑む。
手が届かないなら足を動かせばいい。
自分が動けないなら相手を動かせばいい。
できないことを嘆くのではなく、
できることを磨くことで、
卓球と、障がいと、人生と、向き合ってきた。
彼らは、どんな不可能も超えていく。
不自由だからこそ生まれた自由な発想で。
彼らの瞳に映っているのは、
あなたの知らない卓球だ。
これは、パラ卓球のパンフレットに書かれていた一文。
私はこの一文にとても感銘を受けた。
人生においての教訓、生き方そのものの言葉だと思った。
だからカッコイイし、みんな輝いている。
どの競技もインタビューに応えてくれる戦士の皆さんは、
本当に底抜けに明るい。
無い腕や脚。
曲りくねった手や体。
聞き取りにくい言葉。
義足や義手に車イス。
そのどれもが「カッコいい」し「美しい」。
自分と向き合い覚悟をした人間の姿。
本当にカッコいい。
パラ戦士のカッコ良さ、
生き様全てを、
このプロジェクトで伝えることは難しい。
それでも知ってもらう一端の活動に天命として尽力したい。
このカッコ良さ、面白さを知り、
それを誰かに伝えないのは罪だ。
この想いや、パラ戦士という
世界と戦うアスリートたちを好きになり、
応援する仲間が集うことを
何よりも願う。